戦時中、イギリスの捕虜となったドイツ軍兵士のバート•トラウトマン。収容所で捕虜どうしタバコをかけてPK対決をしていたところ、たまたま収容所を訪れていた地元サッカーチームの監督の目に留まりそしてそのチームの助っ人として試合に出るようになった。

すると彼はスーパープレーを連発する。

しかし監督は、敵軍捕虜の加入に周りの者全てから反対され娘のマーガレットにも反発されてしまうしまつとなってしまった。

それでも監督はチーム存続の為に彼を試合に使い続け、おまけに期待に答え続ける彼を自身の家業の店の手伝いも住み込みでさせるようになるが、当然のごとく娘のマーガレットは大反対。

しかし次第に彼の人の良さが家族の敵視をとかし始め、反発していたマーガレットも次第に彼の人間性に惹かれはじめた。

そんな生活が続くのも束の間、既に降伏したドイツ軍の捕虜が帰国できる事に。

なんだか複雑な心境になる監督家族。帰国前の最後の試合、彼のスーパープレーに観客は熱狂する。なんとその中には超名門のマンシティの監督の姿が!そして彼に熱い視線を注いでいる。試合後、彼の為にチームの仲間や関係者からパーティーが開かれ、そこでやっと自分の気持ちに素直になれたマーガレット。彼にもマーガレットに対する熱い想いがあった。しかしマーガレットはチームキャプテンと付き合っているという困難が、、、。

2人の関係はどうなってしまうのか?

そして帰国予定だった彼はマンシティに入団が決まり、そのままイギリスに滞在する事になった。

しかし入団記者会見から歯車が狂い始める。ドイツを敵視するマスコミやユダヤ人達が彼を強烈に非難し始め、スタジアムに入るとほぼ全員からブーイングをうける。味方のファンまで強烈なブーイング、その後もマスコミやファンからの強烈な非難は続くが、ある人物の勇気ある発言から事態が好転しだす。しかし実は彼には自身を悩ます秘密があった、、、。

それとは裏腹に彼の正直な態度やファイトあふれるスーパープレーで次第に敵視していたファンやマスコミも彼に声援を送るように変化した。彼は認められてスーパースターの階段を登り始めたかのように見えた、のも束の間、とんでもない悲劇の連続が彼と彼の家族を襲う。

一体どうなってしまうのか?

そしてラストシーン、彼はピッチに立っていた。そこには相手サポーターまでもが彼に熱い視線と歓喜の拍手を送る。

とんでもない悲劇とは?詳しくは劇場にて(^^)