天才科学者ラケーシャ率いるインドの宇宙事業のロケット打ち上げシーンから映画は始まる。しかしチームの一員タラの判断ミスにより打ち上げは失敗。タラは判断ミスをラケーシャに詫びる。
しかしその後の会議で原因を問われたラケーシャは自分のミスだと言った。そしてラケーシャは責任を問われ当時のインドでは到底無理だと言われていた火星探索チームへ追いやられた。今までのチームとはうってかわった閑職。
寂れたオフィス内にラケーシャがいるとそこへタラが現れ再度謝罪する。しかしラケーシャは、
「君がこのプロジェクトに関わるには経験が不足している」
と何とも粋なジョークを飛ばす。
そして途方に暮れるタケは生活の中でとんでもないアイデアを思いつきすぐさまラケーシャの元へ走る!
そしてラケーシャと共に火星探索チームを作る決断をする。前回判断ミスをしたとはいえタラもまた天才科学者でした。
そして周囲の反対も予算不足もありながらチームは作成された。しかし割当られたそのチームは経験豊富な人材ではなく経験不足と思われる若者が殆どのチームだった。
当然彼らの夢は「火星」では無かったため全然チームはまとまらない。
しかしインド宇宙事業産みの親の言葉から事態は変わっていく。
「夢は寝て見るものでは無い、眠れ無くするものだ」
アメリカなら夢はかなえるものとなるのでしょう。(^^)
そして経験不足と思われた若者達が常識にとらわれない能力を発揮し始める。
しかしそんな最中にやはり予算が不足する。それを解決したのはまたしてもタラの主婦独特のアイデア。
ちょくちょくとちょっとしたジョークも入りすご〜く楽しめます。
興奮、感動、落胆と色々な感情が交錯するとんでもなく良い映画です。
最終の結末はどうなるのか?
これは是非劇場で!